地理学教室(学部)の希望者へ

 名古屋大学文学部に入学し、2年次への進級時に地理学専攻に進学します。集団指導体制を採用しているので、主指導教員はいませんが、実質的には最も学生が専門とする分野に近い教員から密な指導を受けることが可能です。詳しくは文学部 地理学教室のホームページを参照してください。

 なお、情報文化学部社会システム情報学科社会地域環境系においても、地理学分野で学生を受け入れておりますが、2017年度の名古屋大学の学部改組に伴い、情報文化学部の学生募集が2016年度で終了しました。したがって、名古屋大学で地理学を学びたいと考えている高校生は、文学部を目指してください。

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地理学教室(大学院)の希望者へ

大学院で地理学を学ぶには、大学院環境学研究科 社会環境学専攻 地理学講座(以下、地理学教室)に入学します。

指導可能な分野

 地理学教室では、地形学(堆積学・変動地形学)と人文地理学全般を学ぶことが可能です。なお、地球環境学専攻・大気水圏科学系では、気象・気候学および水文学が学ぶことができます。詳しくは、名大地理学連合のページをご覧ください。毎年5月に大学院説明会が開催され、地理学教室公開および教員との相談などの機会があるので、大学院受験希望者は、可能な限り大学院説明会にご参加ください。また大学院説明会以外にも、希望があれば随時面談などを受け付けますので、予定される主指導教員にメールでコンタクトを取ってください。

 なお、当地理学教室は、国内有数の地理学教室であることは間違いありませんが、それでも地理学の全領域をカバーしている訳ではありません。したがって、大学院入学を希望される受験生の研究分野が当地理学教室で指導可能かどうかについて受験前に確認しています。大学院の入試を受ける前には、必ず地理学教室の教員にコンタクトして、研究内容について相談してください。なお、相談の有無が合否に関係することはありません。

指導体制とその特徴

 地理学教室は、集団指導体制を採用しているので、スタッフ全員が指導教員(主指導教員1名を選び、残りのスタッフ全員が副指導教員)となります。学生は地理学教室の全メンバーが出席する「地理学総合セミナー」に参加し、それ以外に、主指導教員のセミナーなどで研究指導を受けます。また、ほとんどの大学院生は自らの専門に近い副指導教員のセミナーも受講しています。地理学教室が採用する集団指導体制は、主指導教員が専門とする分野のみならず、副指導教員や他分野の大学院生からの意見を参考にしながら、幅広い知識の習得と多様な考え方を理解することを目的としています。

 地理学教室の全教員と全大学院生が出席する「地理学総合セミナー」では、調査結果の報告よりも、研究の目的や手法の妥当性について中心に議論することを目的としています。したがって、日頃から多くの文献を読み、また学会や研究会に積極的に参加して、「なぜその研究を行う必要があるのか」といった研究の意義を明解に説明できるように準備しなければなりません。「地理学総合セミナー」での発表は、院生にとって試練の場ですが、このような厳しいセミナーを経験することによって、地理学教室の博士後期課程の大学院生の多くは日本学術振興会の特別研究員として採用され、また学位を取得後した後は、ほぼ全員が国内外の大学教員や省庁研究所等の研究職として就職していきます。名大地理学講座出身者が活躍している背景には、指導教員の専門にとらわれずに幅広い知識の習得と多様な考え方を理解できる機会、自由に議論を交わせる環境、そして基本をしっかり身につけることができるセミナーが機能しているからだと言えます。

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